<山口県立きらら浜自然観察公園>叶内拓哉先生の野鳥講座&野鳥観察レポート

2017年1月22日に山口県立きらら浜自然観察公園にて、
野鳥写真家 叶内拓哉先生の野鳥講座&野鳥観察を行いました。

山口県立きらら浜自然観察公園は、野鳥などのたくさんの生きものと、その生息環境を守りながら、
だれでも身近に自然を観察し、自然に親しむことができる公園として2001年の4月27日にオープンしました。

きらら浜と山口湾周辺一帯は、シベリアやカムチャツカから日本列島を縦断して東南アジアに向かう渡り鳥
たちと、モンゴルや中国から朝鮮半島を経由し四国・九州へ横断する野鳥たちの交差点にあります。

冬に訪れるカモ類、チュウヒやハイイロチュウヒなどのタカ類、春・秋に訪れるシギ・チドリ類も多く、
日本では珍しい迷鳥もよく訪れます。(山口県立きらら浜自然観察公園HP内、公園概要から抜粋)

ビジターセンター内には、KOWAスコープが数十台設置されており、
広大な生息環境をじっくり観察できます。

講演会場には、KOWA製品を並べて参加者には製品をいつでも試せるようにしました。
午後には、野鳥観察があるので双眼鏡貸出しも行いました。

叶内先生の野鳥講座では、70名近くの参加者が集まり大盛況でした。

午後からは叶内先生と野鳥観察です。午後も沢山の方々が参加しました。

散策していると幾つか観察小屋があり、高い所から観望できるポイントも有ります。

皆さん、遠くて何かを見つけたようです。

なんとホオジロガモがいました。北日本に多く飛来しますが、
ここで見られるのは非常に珍しいです。

参加者の中には1950年代のKOWAスコープをお持ちの方もいらっしゃいました。
名機を今も大切に使っていただき嬉しい限りです。

観察会はまだまだ続きます。

ジョウビタキ♀をスマスコ(TSN-774+TE-11WZ+TSN-IP6)で撮影。

ノスリやミサゴはお気に入りの定位置の場所があるらしく、
ずっと動かず獲物を狙っていました。

途中で沢山の黒い羽根が落ちてました。

オオバンの羽根でした。どうやらオオタカがオオバンを襲った後の様です。
厳しく過酷な環境も肌で感じられました。

午前・午後と大勢の参加者と楽しく過ごせた1日でした。
今後もこのような企画を実施し、自然観察とKOWA製品を体験していただき
観て・触って・感じて貰いたいと思います。

山口県立きらら浜自然観察公園
http://kirara-h.com/